(2019_82)EXPERIENCE VOL.1 DAY1@幕張メッセイベントホール_20191121

興行は客目線で見ると酷い運営も多いが、今年はこれが最大級なのでは。

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このイベントの問題点は、価格設定、時間設定、ラインナップ。ライブアクト以外のすべてかな…。ライブの演出、音響などは文句なし。中身はどんどん進化していくのだけれど、イベンターの客あしらいは全くもって成長せず、寧ろ退化しているような。

1)価格設定 このイベントは本邦初との触れ込みでダイナミックプライシングを導入。座席を選べるかわりに需要に応じて価格が決まる、と。なので最前5万とか二階最前で1万とかいう情報が当初飛び交っていた。だが。その後に当日券3,500円との発表が。さらに、割引クーポンを使うと2,000円だという。そのうえ、プレイガイドからは抽選で無料招待とのお知らせが。 ダイナミックプライシングが悪いのではない。こんなものをダイナミックプライシングと表現したのがいけない。ダイナミックプライシングに謝れ。本当はそれを導入する前に、座席設定を細かくして金額に差をつけるのが先だと思うが、まぁ、チケットが売れなければ意味はない。そして、興行はチケットの売れ行きを見て席を作るものだ、という認識がすっとんでいたのもまずかった。

2)時間設定 チケット売れない理由の一つ。木金土日、4日間のイベントだが、平日は開演が17時。…その時間、誰が幕張に行けるんだよ…。そして。タイムテーブルが出ない。当日になってもわからない。開演時刻に間に合わない人はお目当てが見られるのかどうかさえわからない。オープニングアクトとしてクレジットされている人たちは、開演後に出るのか、開演前に出るのか、もわからない。ちなみに出演者側のツイートでオープニングアクトは開演「前」と知ったので開場時刻にあわせて行動したが、開場は16時。誰が行けんねん…。

3)ラインナップ 基本的に対バンものはチケット売れない。そして、このイベントは、組み合わせが…。特にこのDAY1は、誰を目当てに見に来る人向けなのだろう…。

なおフードコードも物販も当日はPayPayのみの対応。現金も使えないという。イベントでそこまでやりますか…。物販コーナー、お客さん見かけなかったよ。

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さて。そんな幕張メッセ。行くとすると京葉線で海浜幕張駅から歩きか、あるいは幕張本郷駅からバスか。それが普通だが、検索すると、東京駅から高速バスを使うという手段が。たぶん朝昼しか使えない手だと思うけど。平日は昼2便、平和交通・あすか交通で、東京駅八重洲口、東京建物前のバス停からあり。なお更に早い朝2便は別会社で乗り場が違う様子。バスは予習していかないと難しい。 なおバスは予約なしでOK、乗車時に行き先告げて前払い。ICカード支払だと1割引で720円。すぐ先の室町から高速に乗り、湾岸習志野で降りて最初の停留所が幕張メッセ中央。35分でつく。電車のほうが早くて安いが、駅から歩かなくて済むので現地までの時間はほぼ同じ。時間が合うなら便利。時間潰しに、ホテルニューオータニ幕張のラウンジへ。メッセに一番近いホテルなので非常に便利で有り難い。

さてライブは、まもなく開演します、という冷静に考えると間違ったアナウンスで16時30分からオープニングアクトが始まった。

BATTLE BOYS オープニングアクトはスタダ枠。各地出身なのね。歌えてるし、踊れてる。きちんとボイトレやってるんだろうな。2曲で終了。

ukka 桜エビ~ずから改名後の初ステージらしい。こちらも2曲。「それは月曜日の9時のように」と「リンドバーグ」、手堅い選択。難しいところをつなぐ水春さんが素敵。彼女の声はぐっとくる。

17時から本番。ここからは順番がシークレット状態。とはいえ大方想像はつくが。

Da-iCE
オープニングの映像、格好いい導入。ツインヴォーカル+3人ダンサーの構成。あの格好で踊るのは暑そうだ。きちんと歌えるが、この手のユニットで踊り専属の人のほうが人数多いのはいつも腑に落ちない。ダンサーが目立つ演出ならまだわかるんだけど。ファンの方が持ってたダイス型ライトがかわいい。30分ほどアクト。

私立恵比寿中学 みれい台あり。演出として使っているように見えるならいいかも。なんで彼女は台に載ってるの?「姫だから」みたいな。メンバーの自己紹介はナシで曲を詰め込みつつ、最後はニューアルバムと大学芸会の告知をして帰ったのは極めて正しい。披露したのは「金八」「パンドラ」「星の数え方」「YELL」「あなたのダンスで騒がしい」「大目玉」の6曲。バリエーションを見せたいのはわかる。けど、フェスや対バンで、古い曲は正直要らないと思う。皆が知っている曲があるならそれをやれば盛り上がる。けれどもそれはその時の盛り上がり。知らない曲ばかりだけどなんか格好いい、今度見たい、そう思わせるのが肝で、最新型の状態に興味を持ってもらうのが他流試合での基本ではないか。最新曲で固めない場合は、誰々曲、と言われるメンバーの見せ場が明確な曲を全員分用意してやるセトリがベスト。要するに「金八」やってる場合じゃない。なお客にブヒブヒ鳴かせなかったのは、客層と入り具合を考えた結果なら正解。今日は客のレスポンスを期待する日ではなかったので。だけど、他の出演者は頑張っちゃった感じ。およそ30分。

ベリーグッドマン スリーマイクのユニット+DJ。メッセージソングには興味がないので、歌詞も曲調もこういう感じなのか…と思ったが、客をノせようとする仕掛けが多数で感心。拍手、コール、ケータイライト使った演出など。若い子の集まる夏場の屋外フェス向き。

大塚愛 一曲めは映像つき、PVからなのか、これは格好よかった。ギター持ってからの雰囲気も良かった。ヤイコ感あるが。バンドの音も今風。新曲もソングライティングの良さは健在。ただその新曲群が、締めのワードが「キンコンカンコン」とか「地球っこ」とか、そこはもうそういうキャッチーな落とし方を考えなくていいんだよ、普通に良い曲で終わらせていいんだよ、というか寧ろそのほうがいいんだよ、と言いたくなる。そして最後に「さくらんぼ」、そら、やったら盛り上がるよ。でもどうせならやらないで終わって欲しかった。おかげで全体に中途半端感が…。

森高千里 21年ぶりにツアーをしているそうな。前世紀の曲ばかりで組むセトリ。それを当時そのままなんじゃないか、コールドスリープか、という歌声で。すごい。スタイルもそうだし。ルックスは美人も年齢相応感はあり、そしてそこがまた良くて素晴らしい。無理している感がない。いや、努力しているとか頑張っているとかは勿論あるんだろうが。そして、歌詞のセンスは、やっぱりすごいな。天才。彼女の存在で日本のポップス、ロックの歌詞は変化したと思う。そうか、雨宮かのんちゃんの歌詞センスは森高さんに似てるのか。

このあと、ゆずがトリ。時間の関係もあり、見たことあるので今回はパスさせていただきました。

2019年82本目のライブ鑑賞 (私立恵比寿中学 ソロ含む今年18本目)

EXPERIENCE VOL.1DAY1@幕張メッセイベントホール

大塚愛、私立恵比寿中学、Da-iCE、ベリーグッドマン、森高千里、ゆず(オープニングアクト)桜エビ~ず→ukka、BATTLE BOYS

主催:パスレボ株式会社、企画/制作:パスレボ株式会社/AEI、問合せ:DISK GARAGE

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