(2019_90)斉藤由貴 X’mas live 2019@Billboard Live大阪_20191204/1st Stage

個性的な艶やかな声をもつ女優のライブ。MCも歌も、癖が強い。そして、それがたまらなく良い。

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そもそもこの日はBBL東京で野宮真貴さんを見ようと思っていたのだが、こちらの告知があり方向転換。なにせ、東名阪のライブと言いつつ、ビルボード大阪にブルーノート名古屋そしてモーション・ブルー横浜ってそれ東京じゃないよ…。まぁ今年は翌日から大阪に行く予定だったので一日早めて見ることにした。実はこれが斉藤由貴さんのライブ初見。私にとってのアイドルは渡辺満里奈さんもそうだったがそれ以前にそれ以上に斉藤由貴さんだったので、見たいけどでも見ないでいたほうがよいのかも…的な感情があったのは確か。まぁ大抵は見たほうがよいわけですが。ちなみに斉藤由貴さんはオタク女子のアイドルのはしりみたいな存在ではないかと思っています。

さてライブですが、登場時の印象は、白くて、お綺麗。これは魔性の女というのがわかるような気がします…。

(以降セットリストや構成に一部触れます)

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最初に「家族の食卓」の演奏から始まるが、歌い出しはせずに朗読から。自分の生い立ちに重ねた内容で、そこから人生、恋愛というストーリーラインに沿って曲を組み立てる構成。これはなるほど、今の年齢で「初戀」を歌う際の照れ隠しというか仕掛けなのかな、と思った次第。一方でかわいらしい歌という印象もある「土曜日のタマネギ」を感情込めて歌ったらそりゃコミカル超えて泥酔してくだまいているようなおどろおどろしいものになるわな…。

歌い方は、基本的には往年と同じ。多少の声のかすれはあれど全体の声量が落ちるというのではなくて張るところは張れる、出るところは出る。なので吐息のかげんが色気につながる。もともとライブに行くようなファンは彼女の声が好きなので、これはたまらない。感情移入、憑依型の女優の歌というスタイルなので、同じようなタイプのシンガーばかりが多い日本のミュージックシーンでは異色な個性派。

新曲の透明感、世界観は圧巻。カバー曲(「A HAPPY NEW YEAR」)も非常に声質に似合っていて、さすがバンマスの立川さんよくわかっている。ライブ自体は最初のMCで時間をとりすぎ、内容もまぁまとめきれていないままというか多分に気になることがあってか気もそぞろな感じもあり、他にいろいろ気を取られる落ち着かなさも含めて、まぁ、非常にクセがある。時間配分のせいで最後はわりと駆け足でメンバーはけないままアンコール。そこで冒頭につなげる「家族の食卓」。思いを乗せて歌うタイプだけに自身の家族というか親御さんを思ってか感極まるという、感情の起伏の激しいライブとなった。

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斉藤 由貴 / サイトウ ユキ (Vocals)
立川 智也 / タチカワ トモヤ (Bass)
草間 信一 / クサマ シンイチ (Piano)
武藤 良明 / ムトウ ヨシアキ (Giturar)
Kazco (Chorus)

斉藤由貴 X’mas live 2019@Billboard Live大阪 1st Stage Open 17:30 Start 18:30 Service Area : ¥14,000 ※特別クリスマス・プレート&グラスシャンパン含む

キャリアを重ねてますます輝きを放つ斉藤由貴が恒例のクリスマス・ライブを開催。デビューから30年以上を経た現在もドラマ、映画、舞台で活躍を続け、歌手としても「卒業」「悲しみよこんにちは」などの代表曲から、近年ではジャズのスタンダードナンバーや洋楽ポップスの名曲をカバーしたアルバム『ETERNITY』で人々を魅了してきた斉藤由貴が、クリスマスソングも交えたプレミアムな内容でお届けする本公演。透明感ある歌声で優しく会場を包み込んでくれることだろう。

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